それと同時に、被災地の方々の静かでおだやかな行動の様子に感銘を受けています。
ぎゅうぎゅう詰めに大勢いる体育館で、係の方が説明している間、全員が静かにして聞いている映像。
配給のおにぎりや飲み物。決して十分な量ではないのに、多く取って行く人はなく。
お店でもきちんと並んで買って行く。それも、他の人も買えるようにと、配慮。
もちろん一部分の映像だと思うけど、
人々の穏やかさとともに強さを感じます。
みんなでシェアする民族性なんだなあ。
個人主義ではなくみんな主義。
もちろんそのことは、欧米の人とやっていけないとか、世界では通用しないとか、普段はいろいろ言われているけど、
こんな困難な状況でそれを発揮している日本人、すてきと思います。
そんな映像を見ていると、日本人を誇りに思います。
金曜日には東京でもそんな経験をしました。
都市部の電車が全てストップし、何万人もの人が街にあふれ、歩いての大移動。
私もその中にいたのだけど、ものすごい数の人が歩いているにもかかわらず、全く混乱は無く、自然に左側通行になり大きな交差点でも整然と行き交う。
どれだけ歩けばいいのかとか、家族と連絡がつかないとか、いろいろ不安ある中、大騒ぎや大混乱、我先にとか、奪う、などの混乱は、私が歩いた2時間半の間は全くありませんでした。
見たのは、しょうがないと腹をくくってたんたんと歩く姿達です。
ああ日本で良かった、と思った。
被災地の方々、関係の方々、救助支援に関わる方々、どうか希望の明かりを灯し続けていけますよう。