世田谷区の某小学校。
その日はなんと授業参観日。
授業参観の日に、外部団体のワークショップを入れるとは。
先生も思い切ったなあ。
私達ははりきりましたよ。いつもですが。
「参観日」、ではなく、「参加日」にしちゃおうよ!!
という企みで、学校の担任の先生の大協力を得て、
事前に保護者の方々に、子供達に手紙を書いてもらいました。
子供達には内緒。
手紙の内容は、
子供さんがお腹にいた頃や、産まれた時、赤ちゃんの時のエピソード等を、、ということでお願いしました。
今回の2年生向けワークショップのテーマは「誕生」。
こころっコロのメンバーで、病院の中の、NICUという「赤ちゃんの為の集中治療室」のようなところで働いているSさんが、受精から産まれるまでをスライドを使って子供達に紹介したり、
3ヶ月の赤ちゃんを連れたご夫婦に来て頂いて、お父さんに話をして頂いたり(これがまた感動、、涙)、
そして保護者の方3名の方に、実際お話をしてもらったり。
(これはもう、大人達はスタッフ、他の保護者の方々、涙涙でした。。)
そのあと私が担当させてもらって身体をふれあう時間を少し。
心臓の音を聞き合ったりしました。
心臓は、私達がまだ胎児とは呼ばれず、胎芽、と呼ばれていた頃、まだ大きさにして1mm!
位の時から、かれこれずっと、とくとく、と動き続けてくれているそうな!!
それで、私は体温を持った身体で、今ここにいる。
親子でふれあってもらったら、あっという間に
「教室」が「リビング」のように。。(笑
すみません。
どうもぴしっ!というのができないねえ。
いいじゃんいいじゃーん、って、ゆる〜ん、、
かといってこだわりとかはなかなか頑固で動かなかったりするんですが(^ ^;,,
いつもみなさまおつきあい頂きありがとうございます。。!
そう話はそれました、
みんなはもう8年も元気に育ったけど、それは奇跡的なことなんだよ、そうでない子もいっぱいいるんだよ、ということで、Sさんが「NICUというところはね、、」と話をして、
そしてクライマックス!
お手紙を子供達に渡しました。
みんな自分にあるかどうか、もう期待と不安の入り交じったわくわくどきどきでこっちをみています。
お手紙は、なんと全保護者の方が、書いてくださいました。
お一人でも揃わなければ渡すのはやめよう、としていたのですが、
全員、熱い、こころのこもったお手紙を書いて下さいました。
私達のワークショップは、その時間だけで終わってほしくないなあと思っていたりするので、
その後今度は子供達から保護者の方へ、手紙を書いてもらう事になっています。
(また担任の先生のご協力!)
身体のワークも、おうち帰ってまたやってくれてるといいなー♪
同じ日に、6年生のほうでもワークショップを。
こちらは全クラス180人!!
内科医のSくんの、実際体験した、ある患者さんの最後の日々とその家族のお話をして、
それをもとにディスカッションしてもらった。
私達の予想を遥かに超え、いい意見や質問がでて、逆に勉強させられた。
この小学校では、同じ子供達に対して2学期と3学期もワークショップをさせて頂く事になっている。