気仙沼市小泉地区の、元畑だった場所。
がれきの撤去と言っても、大きなものを運んだり、力仕事をしたりのイメージとは全く異なる作業。
土(というか砂の泥)にぎっしり埋まっている、無数の粉々になった様々な破片達を掘り起こし、分別するという、発掘現場のような地道過ぎるほど地道な作業!
しゃがみっぱなしで、土と様々な破片達に黙々と向かい続ける。。
破片は本当にいろんな物の破片で、重機が入ったせいもあるのか、全て波の仕業なのか、元何だったのか分からないくらいの小さになっている。
無数のそれらを、ガラス、プラスチック、壁、瓦、布、鉄、、と、産廃業者に持って行ってもらう為に分別して袋詰め。
土を掘り起こしてると、石鹸の匂いがして、ここお風呂だったのかな〜、とか、何か、この辺トイレくさいよね、とか。
元々畑だった場所なので、津波で運ばれて来た家々の物なのでしょう。
一日かけて、2人で畳二畳分位かなあ。。何となく綺麗になったよね、という感じっ。じ、地道過ぎる!
辺りを見渡せば、広大な元畑の土地だよ〜。うーん!復興って!
いろいろなボランティアがあり、半壊のお家を住めるように片付けるお手伝いとか、漁師さんのお手伝いで舟に乗って牡蠣の養殖の手伝いとか、避難所や仮設住宅の方々とお茶を飲むとか、現場に行かずとも、
ボランティアセンターのまかないを作るとか、総務のお仕事とか、本当にいろんな仕事があります。
誰にでもできる事があります。
もし、自分は役にたたないかもと思って尻込みしている方がいらしゃいましたら、そんな事はないので、是非行って見てください。とにかく人手が足りていなく、
しかも、東北なので、あと数ヶ月で雪に埋れて作業が出来なくなってしまいます〜。
テレビや新聞では分からない、
本当の現場を見てみるのは、とてもよい経験になると思います。