あれからあっという間に一週間。でもかなり遠い記憶のような感じがする。
先週22日、黒沢美香&ダンサーズの公演、「大きな女の踊り」。
ご来場下さった皆さま、ありがとうございました!
観て下さった方々の感想を聞き、始めて客観的に観た人の意見を聞く。与えられた場所を必死で踊り居ただけで、お客さんからどう思われるかとか、自分の事をどう思われるかとか、本当に手放していたと改めて知る。
そこに居ること、息をしていて、何かをして、生きていること。踊るということは、リアルである。
そこで同じく息をしてそれを目撃する客席のそれぞれの人。
よく私は客席が森みたいに感じるのだけど、d-倉庫の客席は今回もいっぱいで、生命体がぎしっとひしめいてるジャングルみたいだった。
音響の鳥の声のせいもあるかな。
5月から稽古が始まり、綱島の稽古場で、夏の始まりから終わりを旅したような。
美香さんの、踊り、踊る人への愛と、人に対する深い思いやりと潔い言動に感銘を受ける日々。
みなさまに、感謝。