下の歯です。
上の親知らずはだいぶ前に両方抜いていたのだけど、下のは大きいし、大変だよと言われていたので、ずっとほっといていたのでした。
だって、
「まず割って、それから歯茎をちょっと切って、、」
とかいう説明を聞いてしまったら、
怖じけずきます。
が、隣りの歯をめがけて真横にすくすくとはえている親知らずちゃん。。
奥歯を押しています。
アンド、虫歯になってしまった。。
ただでさえ、歯並びがとても良いとは言えない私。
うう、、抜いてしまおうか。
先日、銀の詰め物がとれて歯医者にかかったのを機会に、
決心。
予約を、とる。
そして今朝、抜いて参りました。
こわかった〜!!
まず、
麻酔はどれくらい使って大丈夫なの??
と心配になるくらい、どんどん注射。
実は前回虫歯をちょっと削るのに麻酔をして、
その後すぐリハーサルだったんだけど、
腕立て伏せが、まったくできなかった。
不思議。
麻酔がきいているのは、歯茎の一部分だけなのに。
日常生活には全く支障がない範囲。
でも、チャトランガという、ヨガでいつもやる動きが、まったく!できなかった。
不思議なくらい、へにゃーん、って。
麻酔のせいなのかは、もちろんわからない。
けど、カラダは繋がっている、と思っているので、
そんなふうにあらわれることもあるかもしれないと思う。
そんな事があったから、
どんどん射たれる麻酔、ちょっと心配になる。
けど、麻酔きいてないのも困る(笑)!
そんな私の心の揺れはおかまいなしに、
舌がしびれてきて、右側の唇の感覚がなくなり、、
まずレントゲン。
横のパソコンの画面いっぱいに私の歯のレントゲンが。
わー、歯が並んでる。
か、かわいい。
とっても愛おしくみとれてしまった。
歯達。かわいいなあ。
(骨好き。)
「ちょっと削りますねー」
と先生。
もう抜いちゃう歯なんだなあ、削り方の豪快な事。
がんがん削ってます。
ああ、いくらいらないと決めた歯とはいえ、丁寧に扱われたい気持ち。
歯よ、ごめん。
口の中で、大工事が行われている。
ガガガガガ、ゴゴー、シュワー
近所の工事現場と同じような音達です。
痛くはないけど、振動と音がすごい。
めっちゃ、怖かった。
勢いがすごいから、麻酔の効いてない部分にあたったらどんだけ痛いんだろう!と身体がぎゅっとする。
削っては、うがい、を繰り返す。
口が麻痺していて、うまくうがいができない。
削り、による摩擦からか、焦げ臭い味がする。
「大丈夫ですか?」
と聞いて下さったので、
「すっごい怖いです(笑)!」
といったら、助手さんも先生も笑ってくれて、
「大丈夫ですよー」
と。
そのやり取りで、すごく楽になった。
怖い時に、「怖い!」って言っちゃっって、笑い合ってもらったら、こんなに楽になるんだな。
いよいよ抜き始める。
うぐぐぐ、、
ぐぐぐ、、、、
丈夫な歯らしい。
先生試行錯誤。
こうなってくると、
怖い、とかより、
先生頑張れー!
みたいな気持ちになってきて。
麻酔が効いていて、痛くないんだ、というのが分かったから安心したのもあって、
今度は、
先生が
「すみませんねー、、ぐぐぐ、、う、なかなか、、ううー」
とか言うのに対して、
私が
「大丈夫ですよー ふがが 先生ゆっくり行きまひょうー」
という番。
なかなかあと1/3が抜けず、
先生がぼそっと、
「切るかー、、電気メスちょうだい」
と。
私、手術未経験です!
初メス!
始めてカラダにメスが入ります!
うひゃー
初メス記念日。
??
もうイベント並みの大工事な気分でしたから。
やっと抜けた、歯のかけら達をみせてくれた。
大部分がこなごなにされてしまったようだけど、
最後の1/3の大きな固まりは、つるんとしていて、白く、おしりみたいな形をしていた。
ころりん。
1時間経って、麻酔がしびれに変わってきたー
お腹がぐーぐーと呼んでいるけど、
まだ食べれないな〜
麻酔が切れたら、何を食べよう。