先日、
クラスを持たせて頂いているオンラインヨガスタジオ、yogalogさん
http://www.yogalog.jp/sp/
にて、視聴者の方からのご質問頂きました(^-^)/
とっても嬉しい質問だったのと、他にも疑問に思っている方多いんじゃないかなあと思い、
ここでもシェア~
ご質問は、
・hanaさんのクラスは「口から吐いて」という誘導がありますがヨガは鼻呼吸の腹式呼吸ではないんですか?
・鼻から吐くのと口から吐くのはどう違うのですか?
という内容でした☆
うーん素敵な質問☆
そして以下私の返答。
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仰るように、ヨガでは、鼻から吸って鼻から吐く呼吸がよく行われます。
ただ、ヨガをする時はいつもそうでなくてはならないという事ではありません。
腹式呼吸というのも、必ずしも鼻から吐くというものではなく、例えば吹奏楽の方達はものすごく腹筋を鍛えて腹式呼吸で楽器を演奏しますが、吹いているので口から吐いていますよね。
さて、鼻から吐くのと口から吐くのではどんな違いがあるか?
ここからは私の考えですが、
鼻呼吸は
より内観、自分自身と向き合う、内側への意識を深めるのに向いている、と思います。
身体の中の"気"を外に漏らさない、という効果もあると思います。
そして、エクササイズ的な側面から言うと、口から吐くのに比べて、より、呼吸に関する筋力を使うように思います。口よりも小さな出口から空気を出すのですしね。
ハードに動くヨガをすると、口から吐くよりも、鼻からしか吐かない方が、身体に負荷を感じます。
口からは吐かずに鼻呼吸だけでマラソンをするのを想像すると分かりやすいでしょうか。
では一方、口から吐く方ですが、
口から吐くというのは身体と心を解放するのに向いていると思います。
より楽に、たくさんの息を吐くことができます。
気の事でいうと、外に出す。
身体の力が抜けて、リラックスできます。
ただ口から吐くのにはいろんなバージョンがあって、
・ストローのような口で「ふー」や「フッ!」
・歯を合わせて「シー」
・安堵の「はあ~~」←おやすみヨガでしてるのはコレです(^-^)
・武術などでする「ハァッ!」
その他、、
と挙げてみると、リラックスするばかりではありませんね。
ピラティス等エクササイズによっては、筋力トレーニングの為に口から吐くものもあります。
武術ではリラックスとはちょっと違うかと思います。
気を外に出すということでは一致している気がします。
因みにご存知かもしれませんが、"吸う息"は鼻から行うのが大抵の場合基本です。
鼻を通すことで、外気を身体に入れる前に、湿度、温度を整え、ゴミをキャッチするという素晴らしい機能があるからです。
呼吸って、無意識でも行えるし(普段はそうですよね。そうでないと死んでしまいます^ ^)、意識しても行える。
身体、心と対話する入り口のような存在だと私は思っています。
いきなり身体の声を聴こうとか、心を見つめようとか、って難しいじゃないですか。
でも、呼吸を意識する事なら出来るかも。
なので、私のクラスでは、鼻から吐いてみたり口から吐いてみたり、ふーと吐いたりはぁーと吐いたり、静かに呼吸したり大きく呼吸したり、笑ったり、、いろんな呼吸を体感し、そして意識して頂きたいなと思って行っています。
吐き方によって、身体の感じが違うのを是非感じてみてください。
こうでなくてはならないというのは無いです。いろんな呼吸を試してみてください。
日常の中でも、ふと、気付きがあるかもしれません。
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金木犀の香りが漂いだしましたね~
甘い香り~あ~吸いすぎて過呼吸になりそう笑。
smile under the sky
hana*